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【サスペンス要素強めの猫映画!】映画「キャプテンマーベル」感想レビュー!ネタバレナシ!

どうも、ヒーロー大好きあすまるです。

 

今回は、日本では3月15日(金)公開のマーベルシネマティックユニバース(通称:MCU)最新作のキャプテン・マーベルを早速鑑賞してきましたので、レビュー記事を書いて行きます。

 

この映画、ネタバレまじで厳禁!

 

 

ここから微ネタバレ注意!

 

 

映画「キャプテン・マーベル」とは!

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マーベル公式サイトより

 

主人公はキャプテン・マーベルこと「キャロル・ダンバース」。シリーズ初の女性を主人公に据えた単独作品。

アベンジャーズ:エンドゲーム」を一ヶ月後に控えた、まさに「え?今やんなきゃだめ?」って段階で初登場のヒーローのオリジンストーリーをどう展開するのかと思いきや、近年のブラックパンサースパイダーマン:ホームカミングらと同じように最初からヒーロー名乗れるだけのパワーは所持している。うん、テンポが良い。

 

ただこの作品の特殊な点は、主人公は物語開始時点で記憶を失っており、他者から記憶を弄られたり自身で思い出したりしていく過程で、主人公と一緒に観客である私たちも彼女の生い立ちを知らされていく点。

 

いつもの「栄光→挫折→能力開花→反撃」みたいな、ある種アメコミヒーローの誕生の王道パターンからは外れている点が、シリーズ通してのアメコミ映画ファンでも新鮮な気持ちで観れるようにさせてくれる。MCUと言うあまりに大きくなった世界での今作のポジションがしっかり考えられている作品だった!

 

キャプテン・マーベルの魅力たっぷり!

 

まず観終わって強く思ったのは、主人公キャロルの人間性がかなり魅力的だった事。簡潔にまとめると、

  • 強情で負けず嫌い
  • ジョーク好き
  • 無邪気で感情的
  • 不屈の精神力

と、こんな感じ。「女性」と言うよりかは「大きくなった女の子」って印象だ。

「なんで女だとダメなのか?」

「もっと上手くできる!」

「まだ負けてない!」

と目の前の問題に正面からストレートに(感情そのままに)ぶつかっていく様はヒーローらしく、本当に勇気を与えてくれる。ストーリー的にも顔が強張る展開が続く中、時折見せる笑顔もキュートで愛らしい。まじでお気に入りになってしまった!

大体記憶無くした挙句、敵が変身自在の異星人とか泣くしかなくないか???

ヒーローはやっぱりその戦闘力がフィーチャーされがちだが、何度でも立ち上がる精神力あってこそだと言うのも思い知らされる。

 

理性と感情、どちらを優先するか?

クリーとスクラル、どちらが正しいのか?

誰が敵で誰が味方か?

記憶を失った彼女の「苦悩」「選択」の物語でありました。それが今作のテーマだと僕は無理矢理にでも受け取ります。異論は認めたくない。

 

サスペンスフルアクションは伊達じゃない!

 

「記憶」がキーの映画だけあって、キャロルも観客も頭に「?」が一杯の展開が連続。映画を観つつも自分のなかで「あーでもない、こーでもない」と考えながら観させられるので、気づいたら映画に没頭している自分がいる。

主人公は何故狙われるのか?そして来るどんでん返しな展開!

かと言ってアクションシーンは、マーベルお得意の本当に起こっているかのようなCG表現バリバリでリアリティは抜群。ビーム出したり爆発起こしたり。まさにキャロル無双、見応えの塊である。

頭空っぽにしても観れる。あれこれ考えながらでも観れる。やっぱりマーベルしゅげえ。

 

女性こそ観て欲しい!

 

観たらわかると思うけど、主人公の師、親友とその娘も女性で、終始女性が活躍する映画だった!

ヒット作を連発しているだけあるマーベルの凄さは、色んなバックグラウンドのヒーローを生み出していっている事。

アウトロー、前科者

・科学者や医者

・黒人や亜人(人に近い生物)

そして今回は最強の女性ヒーローときた、(ぶっちゃけDCに先を越されてしまった感は否めないが…)それだけでも観る価値はあると思う。

映画「ブラックパンサー」が世界中で歴史的な大ヒットを記録した事が意味しているのは「多様性」をテーマにしたヒーロー映画がいかに人を勇気付けてくれるかだと思う。「キャプテン・マーベル」も公開一週間にして既に興行収入が大変なことになってるみたいだ。

そしてシリーズ初見の方大歓迎の作品でした。「マーベルはちょっと…」と敬遠していた女性の皆さん!そうと分かったらこんな記事読んでないで劇場へ急げ!

そしてエンドゲームの予習だ!!

 

猫のグース大活躍!

そして最後にこの映画のキーキャラクター、猫の「グース」ちゃんを紹介しましょう。

グースちゃんはなんと言っても、殺人的に可愛いのだ!凄く!

猫なのに劇中で何度も何度も登場し、場を和ませてくれます。主人公キャロルを凌ぐこのキュートさ。そしてアッと驚くまさかの大活躍!そう、これは猫の映画でもあったんです。

新たにマーベル映画の客層として「猫好き」を取り入れようとする製作者の強欲さには恐れ入るばかり!やっぱりテーマは多様性なんだ!猫好きも犬好きも集まれェー!!

 

まとめます

まだまだ「アベンジャーズ:エンドゲーム」に向けてファン以外もどんどん取り込むつもりのようですね。

  • 女性の方
  • 「サスペンス」、「SF」、「アクション」ジャンルが好みの方
  • どんでん返しな展開が好きな方
  • 猫好きの方
  • 1990年代が懐かしい方
  • マーベル作品あんまり観たことないor全く観たことない方

この条件に1つでも当てはまっているなら、あなたのお財布の1800円は裏切らないはずです。

まじで劇場へ急げ!